インテントファインダーとは?
インテントファインダーは、消費者の意図とマーケティング戦略のキーワードを見つけられるツールです。
シードキーワード(※)を入力すると、全ての関連キーワードを抽出し、自動的に「トピック」として分類します。
また、シードキーワードに関連して何が1番検索されているのか、消費者は何に1番興味があるのかを知ることができます。
※シードキーワードとは?
業界に特化したキーワードで、ブランド名が入っていないノンブランドキーワード(例: 肌荒れ)や、ブランド名が入ったブランドキーワード(例:コスメデコルテ)を指します。
これとは別に「関連キーワード」がありますが、関連キーワードは「シードキーワード+様々なキーワード」の組み合わせで検索されたものです。(例:コスメデコルテ パウダー 色)
このようなインサイトを見ることができます。
✅ キーワード数/トピック数、検索量を基にした業界全般の規模やブランドの認知度を把握できます。
✅ 検索量が一番多い、話題のトピックは何でしょう?トピックに対してどんな質問をしているか見ることができます。
✅ 広告関連データ(広告競争性、CPC など)も確認できます。
どのようなキーワードを入れるべき?
インテントファインダーのキーワードは1個から最大100個まで入力できます。
100個まで入力できる理由は、関連するキーワードを複数入れて業界全般の動向を把握するためです。
(※同時に検索できるキーワード数はプランによって異なります。)
複数のキーワードを入れる時、同じ階層(ブランドキーワード/ノンブランドキーワード)のキーワードを入れることをお勧めします。
また、シードキーワード+関連キーワードの組み合わせ(例:ディオール ティント 口コミ)よりはシードキーワード中心(例:ディオール ティント)に入力した方がより多くのインサイトを見つけることができます。
シードキーワード中心に入力すると“ディオール ティント”に関連する他のキーワードも全て見ることができ、逃しがちな似たようなキーワード(口コミ、レビュー、評判 / 比較、どっち等)を把握することができるからです。
インテントファインダーのキーワードセットの例 – ビューティーカテゴリー
✅ 肌の悩みに関連するノンブランドキーワードの例:
肌荒れ、乾燥、角質、保湿、しわ、小じわ、たるみ、皮膚、老化、ピーリング、毛穴、ニキビ、肌トラブル、アンチエイジング、ほくろ、しみ、そばかす、トーンアップ、ツヤ肌、弾力、水分、油分、皮脂、テカり、カサつき、くすみ、スキンケア、べたつき
✅ ビューティー関連のブランドキーワード例:
資生堂、コーセー、ケイト、RMK、NARS、キールズ、シュウウエムラ、ボビーブラウン、コスメデコルテ、カネボウ、ジルスチュアート、ランコム、イニスフリー、ロムアンド、クリオ、ポールアンドジョー
⚠️上記のキーワードをコピーしてリスニングマインドの[キーワード欄]に貼り付けて、Enterを押すとキーワードが入力されます。
キーワードサーチ結果
キーワードサーチ結果は、定量的なデータを確認できる機能で、入力したキーワードと関連するキーワードの数、トピックの数、月平均/年間総検索量を見ることができます。
1年間のデータの変化をグラフで確認でき、下部の「関連キーワード」を月平均検索量/年間総検索量/増減率/広告競争性順に並べ替えることができます。
フィルター
①トピック
関連キーワード結果のうち、重要性が高いものや、テーマとして分類できるトピックを表示します。
ビューティーカテゴリーのキーワードセットの例を見ながら、トピックフィルター機能について説明していきます。
[入力キーワード]ビューティーカテゴリーのノンブランドキーワード
肌荒れ、乾燥、角質、保湿、しわ、小じわ、たるみ、皮膚、老化、ピーリング、毛穴、ニキビ、肌トラブル、アンチエイジング、ほくろ、しみ、そばかす、トーンアップ、ツヤ肌、弾力、水分、油分、皮脂、テカり、カサつき、くすみ、スキンケア、べたつき
トピックはキーワードの数、検索量の集計順に確認できます。
オレンジで表示されたキーワード(ニキビ跡、原因、顔、シミ取り、目の下のたるみ)は、直接入力したキーワードではありませんが、トピックとして表示されました。
その理由は、インテントファインダーの「トピック」フィルターがキーワードの前後に付いた関連キーワードをすべて引っ張ってきて、自動的にグループ化する仕組みだからです。
検索量の横の「+」を押すと、各トピック内のキーワードを詳細に確認できます。
「ニキビ」の場合、「ニキビ + 原因」、「ニキビ + 皮膚科」などと検索していることが分かります。
このように、インテントファインダーの「トピック」フィルターは、入力したキーワードに関するデータだけでなく、関連キーワードも全て取り込んで、マーケターが見逃していた可能性があるキーワードまでチェックできるようになっています。
また、トピックを自動でグループ化した後、キーワードの数/ボリューム順にトピックが表示されることで、業界で1番注目されているトピックが何か確認することができます。
特に、ノンブランドキーワードを入れると、消費者がブランドを認知する前の初期の探索段階(課題認知段階)で投げかけている、複雑な質問をトピックごとに把握できるという点でかなり重要な役割を果たします。
②検索インテント
検索結果ページの表示タイプを分析し、ユーザーの検索意図に基づいたキーワードを表示します。
③SERP構成要素
検索結果ページで表示されるタイプ(強調スニペット、広告、動画など)別にキーワードを表示します。
④広告競争性
Googleの検索広告の競合性別にキーワードを表示します。
広告の数が多いほど競合性が高くなります。
「埋まっている広告スロットの数 / 使用可能な全体の広告スロットの数」 で計算され、データが不十分な場合は 「-」で表示されます。
- 0~33 : Low
- 34~66 : Medium
- 67~100 : High
⑤検索ボリューム
年間の検索ボリューム別にキーワードを表示します。
検索量を基に主要なキーワードや潜在的なキーワードを探せます。
フィルター活用例
フィルターは同時に複数選択することもできます。
(例)
- トピック部分で似たキーワードを選択(おすすめと人気 / ディオールとDior等)
- 検索インテント(情報型)とSERP構成要素(動画ブロック)を選択。
→情報型で、動画ブロックで表示されるキーワードを把握し、動画コンテンツを作成。
- 広告競争性(LOW)と検索ボリューム(10万~100万)を選択。
→検索量10万~100万の広告競争性が低いキーワードを把握。
その他の機能
除外するキーワードを設定
キーワードを入れて検索した時、関係ないトピックが表示される場合に使える機能です。
例えば、“肌の乾燥”についてのキーワードを見たいのに、“乾燥機”がトピックとして出てくる場合などです。
この時に除外キーワード欄に”乾燥機”を入力すると、ビューティー関連のキーワードだけを見ることができます。
ページ内検索
トピック内に特定のキーワードがあるかどうか確認したい場合は“フィルターリセット”の上にある“ページ内検索機能”を使ってください。
上記の画像のように“ディオール”を入力した場合、ディオールが含まれたトピックを確認することができます。
インテントファインダーについてもっと詳しく知りたい場合は?
リスニングマインドの利用ガイド&FAQ、操作デモ画面は下記よりご確認いただけます。
本日はインテントファインダーの活用方法について紹介いたしました。
何となくイメージは掴めましたでしょうか?
最初はキーワードが思いつかない、何を入れたら良いのか分からないと悩まれるかも知れません。
そのような時は、同僚やチームメンバーと1つのテーマに関するキーワードを一つずつ出し合ってみたり、販売サイトで分類されているカテゴリーを参考にしてみるのもおすすめです。
自分では思いつかなかったキーワードが見つかり、キーワードセットも楽になりますよ!
では早速、インテントファインダーを使ってみましょう!
(リスニングマインドは7日間の無料トライアルも実施中です。無料トライアルも下記よりご登録ください。)