クラスターの意味
検索ワードに関連するキーワードを広範囲に収集した後、検索意図が近いキーワードをグループ化します。
グループ化された集団をクラスターと呼びます。
様々な意図を一目で区別できるよう、同じクラスター内のキーワードは同じ色で表示されます。
主要キーワードの前後に検索されたキーワードは線で繋がります。
(*主要キーワード:クラスターグラフ内で多くのキーワードと繋がっている関連性の高いキーワードで、検索の意思決定の中心となるキーワード)
クラスタービューの活用方法
下記のように細かく設定することで、クラスターの活用度が上がります。
1. クラスターの解像度を調整
解像度を上げるほど、クラスターがより細かく、具体的に分かれます。
例えば、解像度を中間レベルに設定すると、「ペット」を検索した場合に表示される3,946のキーワードが37のクラスターに分かれますが、解像度を最大値に設定すると、同じ3,946のキーワードが61のクラスターに分けられる、より細かい分析が可能になります。
2.クラスター名の生成
クラスター名の生成をクリックすると、アルファベットで表示されているクラスター名が、「ペットの種類、ペット産業」のように単語で表示されます。
AIが各クラスター内のキーワードから共通するキーワードを基に自動でクラスター名を生成したもので、各クラスターについてより直観的的に理解できるようにします。
3. 各クラスターの確認
各クラスターをクリックすると、個々のクラスターを拡大して表示することができます。
どのキーワードが集まって1つのクラスターとなっているのか、細かく見ることができます。
4.クラスターの除外
一時的に特定のクラスターを検索結果から除外する機能です。
(※再読み込みや再検索を行うと再び表示されます。)
「選択したクラスターを除外」をクリックすると、グラフとカードビューから選択したクラスターが除外され、クラスター内のキーワードはキーワードリストからも削除されます。
データをダウンロードする際には、除外したクラスターが含まれないデータをダウンロードできます。
特定のクラスターだけを使用した内部報告用のレポートが必要な場合などに使える機能です。
詳細キーワードを確認する
クラスターファインダーは、検索ワードに潜む様々なインテントを分類して見ることができ、その中にある消費者が検索に使っている用語も見ることができます。
クラスター内の詳細キーワードを見たい場合は、以下の3つの方法をお使いください。
1.クラスター内のキーワード確認 – 1つのクラスターを選択後、「強調」を解除
「強調」機能を解除すると、色付けされたクラスターがなくなり、個々のキーワードが見やすくなります。
クラスターを拡大すると、さらに多くの詳細キーワードを見ることができます。
2.主要キーワードの確認(検索量ベース) – カードビュー
「カードビュー」をクリックすると、合計の月平均検索量(直近3カ月の平均)が多い順にクラスターが表示され、クラスター内のキーワードも検索量が多い順に表示されるため、重要なキーワードを優先的に見ることができます。
3.特定のキーワードの有無と該当するクラスターの確認 – キーワードリスト
クラスターファインダーの結果ページに特定のキーワードがあるかどうかを知りたい場合は、左側のキーワードリストをご利用ください。
例えば、「おすすめ」を入力すると上の画像のように、キーワードリストには「おすすめ」が含まれるキーワードだけが表示されることがわかります。
その中から1つのキーワード「ハイボールにおすすめのウイスキー」をクリックすると、該当するクラスターに移動してキーワードの位置を確認できます。
AIレビューの活用
クラスタファインダーは、ビッグデータベースで消費者のインテントを確認できる機能のため、多くのキーワード(最大1万個)を収集して表示します。
個々のキーワードを見て分析しなくても全体感を素早く理解できるよう、AIレビュー機能があります。
AIレビューに関連する詳しい内容は以下で確認できます。