スマホの普及により、私たちはいつでもどこでも検索ができる環境にいます。昨日、何を検索したか思い出せないくらい、無意識のうちに検索という行動を取っています。
検索データには消費者の本音や意図が隠れています。
検索ワードには消費者の欲求が潜んでおり、検索経路には消費者の悩みや課題が隠れています。
では、検索データを実務でどのように活用できるのでしょうか?
本記事では、5月に開催されたListening Mindのセミナー、Data Insight Club(データインサイトクラブ)でご説明した内容である、【検索データを使った、市場調査・ペルソナ作成・商品企画・メディアミックス・効果測定の方法】について、ご紹介しております。
動画での視聴やレポートのダウンロードも可能ですので、下記よりご確認ください。
市場調査のやり方
市場調査や業界分析はどのように行われていますか?
リサーチ会社に頼まなくても、業界分析レポートを探し回らなくても、検索データで簡単に見ることができます。
毎月の検索量や年間の検索量だけでなく、指名検索されているブランドのランキングや話題のトピックまで見ることができます。
日焼け止め市場を例に見てみます。
月平均検索量は2620万回、年間検索量が4.5億回。
キーワード数が5万個、トピック数が1.1万個であることが分かりました。
更にトピックを見てみると、ブランドではビオレ→アネッサ→アリー→スキンアクア→ニベアの順に多いことが分かりました。
ペルソナ作成
日焼け止め関連のトピックから、トーンアップ日焼け止めに関するニーズが高まっていることが分かったので、前後の検索経路を見て、ユーザーの意図を把握します。
同じ目的ごとにグループ化した結果、「ランキングが知りたいユーザー、スキンアクアの日焼け止めを求めているユーザー、プチプラの日焼け止めを探しているユーザー、メンズ用日焼け止めを探しているユーザー」などがいることが分かりました。
Listening MindにはAIレビュー機能があるので、各ペルソナの分析や、ペルソナが知りたい質問リスト、ペルソナに合った広告コピーやLPのサンプルまで一瞬で提案してくれます。
マーケティング効果測定
以前、大谷効果についてもご紹介しましたが、指名検索量の変化や、前後の検索経路の変化を見ることでもマーケティング効果の測定が可能です。
化粧品ブランドであるコスメデコルテの検索量の推移を見ると、美容液リニューアルのタイミングや大谷選手との契約発表のタイミングで検索量が急増したことが分かります。
検索データを使った商品開発やメディアミックスの方法、他の事例を見たい方は、下記よりレポートのフルバージョンをご確認ください。
Listening Mindのセミナー、Data Insight Club(データインサイトクラブ)は毎月オフラインとオンラインで開催予定です。
6月は検索データから見えた食品関連の消費者インサイトについてご紹介予定です。
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食品業界の方、食品プロジェクトを担当される方、検索データに興味がある方は、是非お申し込みください!
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