今年の夏はこれまで以上に長く、暑い日々が続きましたが、ようやく寒さを感じる季節となりました。一年が終わりに近づいていることを肌で感じるこの頃です。
年末年始といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?私はすぐに年賀状が思い浮かびます。
年賀状を送る際には、何かと気を使う部分も多いですが、誰から年賀状が届くのか、今年はどんなデザインの年賀状が届くのか、年始の楽しみの1つでもあります。
最近では“年賀状じまい”という言葉をよく聞きますが、年賀状について、消費者の皆さんはどのような思い、認識を持っているのでしょうか?
消費者の心の中、悩みをリスニングマインドを使って調査してみました。
年賀状の検索量と推移

年賀状の年間検索ボリュームは
2020年12月:270万回
2021年 12月:220万回
2022年 12月:220万回
2023年12月:183万回
と、年々減少傾向にあります。

年賀状に関連するキーワードを年間検索量順に見てみると、年賀状やお年玉年賀状に関する検索が多く、依然として年賀状をやり取りし、お年玉当選番号を確認する文化が根強く残っていることが伺えます。
「年賀状じまい」というキーワードの検索量と推移を見てみます。
年賀状じまいの検索量と推移

“年賀状じまい”に関する検索が月平均で約55万回、年間440万回も行われております。22年に多くの人に認知され始め、23年12月に急増していました。
年賀状じまいの文例やテンプレートを探している方が多く、年賀状じまいをする年代は70代>60代>50代>80代>40代の順でした。
喪中はがきを送る際に年賀状じまいをする旨を伝えようとしている方や、直接書かずに伝えられるシールを探している方がいることも分かりました。
では、パスファインダー機能を活用して、「年賀状じまい」の前後に検索されているキーワードから消費者の悩みや目的、意図を詳しく分析してみます。
年賀状じまいの理由

“年賀状じまい”を検索する前の経路から、年賀状じまいを決めた理由が見えました。
①めんどくさい、しんどい、ストレスなど心身の負担を感じて。
②年賀状・はがきの値上げによる金銭的な負担を感じて。
はがきや郵便料金の値上げをきっかけに年賀状じまいを検討していることが分かりました。
年賀状の場合、1通2通ではなく大量に送るため値上げの負担を一気に感じているようです。
“年賀状じまい”を決意した後には、その伝え方や状況別の例文を探す検索が多く、さらに“後悔”というキーワードからその後の影響について気にしている様子が見受けられました。
年賀状じまいを受け取った側が感じる“不愉快”や“寂しい”という検索も見えました。
年賀状に関する悩み
人々はなぜ年賀状をやめたいと思うのでしょうか。
[年賀状 苦痛]というキーワードを基に、年賀状にまつわるさまざまな消費者の悩みを調査してみました。

「年賀状 苦痛」の前後に検索されているキーワードを見ると、「写真入り年賀状がうざい」や「子供の写真はやめてほしい」といった意見(オレンジの色付け)や、「嫌いな人」に年賀状をどうするか悩む人々の検索(黒い色付け)が目立ちました。
年賀状を送ることや受け取ること自体に負担を感じ、やめたいと思う一方で、その決断がもたらす影響を懸念し、葛藤していることが分かります。
では、ユーザーはどのような意図で「年賀状」を検索しているのでしょうか?クラスターファインダー機能を使って、多様な意図を確認してみましょう。
クラスター分析で見る消費者の検索意図

クラスター名をざっと見ただけでも、年賀状を実物で送ろうとする人、オンラインで送ろうとする人、年賀状をやめようと考えている人が存在することが分かります。
年賀状を送ろうとしている人はデザインのテンプレートやトレンド、イラスト素材に関する情報、年賀状アプリ、年賀状印刷サービスを調べ、自分で作ろうとしていたり、地方版年賀はがきのデザインを検索し、既製品を購入しようとしています。
この画面内に表示されている検索キーワードは“年賀状”の前後2段階に検索されている2,592件のキーワードであり、全てを個別に確認し、分析するのは現実的ではありません。
そこで最後に、AIレビュー機能を活用して、ユーザーの検索意図を分析してもらいました。

分析結果:
質疑語を含む検索語の割合
質疑語「年賀状」を含む検索語の割合は78.63%となっており、非常に高い割合を示しています。このことは、消費者が年賀状に関する情報を求めていることを示唆しています。
主要検索語
「年賀状」「年賀状 デザイン無料」「スマホで 年賀状」「年賀状じまい」「年賀状ネット注文」「年賀状デザイン」「年賀状アプリ」「年賀状郵便局」「年賀状 作成」「年賀状 イラスト」
これらの検索語からは、年賀状の作成やデザインに関する情報、または便利なサービスを利用したいという意図が伺えます。
クラスター別サイズ分布
評価としては、「年賀状 無料テンプレート」クラスタが最も大きく、年賀状に関する様々な情報を網羅している可能性があります。「スマホ年賀状アプリ」クラスタや「年賀状じまいガイド」クラスタも重要な情報源となっていると考えられます。
検索ワードの中の関心事
関心事としては、年賀状のデザインや作成方法、便利なアプリやサービスに対する興味が強く見受けられます。特に「年賀状 デザイン無料」や「年賀状アプリ」といった検索語は、コストを抑えつつも魅力的な年賀状を作成したいという消費者のニーズを反映しています。また、「年賀状じまい」という検索語は、年賀状を送る習慣が薄れていることを示唆しており、消費者のライフスタイルの変化を示す興味深い点です。
あなたのビジネスにも活かせるデータ
デザインに関する質問が非常に多岐にわたることが確認できました。では、こうした検索をしているのは誰なのでしょうか?どのようなドメインを経由してこれらのユーザーが情報にたどり着いているのでしょうか?気になりませんか?リスニングマインドの無料トライアルに今すぐ登録して、さらに多くのユーザー行動データを掘り下げ、自分だけの特別なインサイトを見つけてみましょう!